【保存版】慣らし運転で失敗しないための正しいやり方を徹底解説!!

  • 慣らし運転って何?必要?
  • 慣らし運転を失敗しない方法は?
  • 慣らし運転をしないとこわれるの?

バイクを購入し
ショップに「しっかり慣らし運転をしてください」と言われた
ライダーも多いのではないでしょうか?

ですが「慣らし運転」ってなに?
何に注意してすればいいの?
と初めて行う、慣らし運転に戸惑う初心者も多いはずです

慣らし運転って何をすればいいの?

実は慣らし運転はショップに提示された
距離や回転数を、守ればいいというわけではありません

バイクに9年乗ってきた私も、最初の一台目はそんなこと知らずに
漠然と慣らし運転をしていました

ですがその後中型、大型のバイクを購入するたび
今回紹介する、慣らし運転を実施してきました

この記事では
慣らし運転をする目的や、慣らし運転の手順
慣らし運転時の注意するポイントを解説していきます

この記事を読むメリット
  • 慣らし運転をする必要性がわかる
  • バイクの性能を最大限に引き出せる
  • 慣らし運転後のメンテナンスも全てわかる

慣らし運転は
ポイントを抑え、段階的に行うことで
最大限バイクの性能を引き出せることができます

詳しく解説していきますので、最後まで読んでいただけると幸いです

慣らし運転とは、部品同士を馴染ませること

エンジン内部の部品

そもそも慣らし運転とはなんなのでしょう

慣らし運転とはバイクに使われている様々な部品同士を馴染ませることです
部品とはエンジン、ミッション、サスペンション、タイヤなど
バイクに組み込まれている、装備されている部品のことをさします
ですが基本的に慣らし運転は
エンジン内部の部品の慣らしと位置付けることが多いです

馴染ませるとは部品同士のバリを無くし
適切な隙間や当たりを出すことです

新品の部品はどんなに精度か高くても
バリは少なからず出るものです
適度に部品同士を稼働させることで
バリを無くし隙間や当たりを出しなじましていきます

慣らし運転を行うメリットとしては3つあります

慣らし運転をするメリット
  • バイクの寿命が延びる
  • バイク性能を最大限引き出せる
  • 初期不良を見つけれる

つまり

慣らし運転とは、バイクの安全、品質を確認し
バイクの寿命やパフォーマンスを、最大限引き出すことです

慣らし運転をしないと壊れるの?

2台の壊れたバイク

慣らし運転をしなかったり失敗すると壊れてしまうの?
そんな不安をよく聞きます
安心して下さい
慣らし運転をしなくても壊れて動かなくなるわけではありません

慣らし運転はあくまでも
バイクの部品同士を馴染ませるためのものです

じゃやらなくても平気なの?

激しく運転しても壊れたりはしません
ただ、隙間が大きくなったり当たりが強くなったりしてしまう可能性があります

つまり、慣らし運転を行ったバイクよりも
慣らし運転をしなかったバイクの方が、故障やオイル漏れなど
トラブルやガタが出るのが早くなる可能性があるということです

大切に長く乗りたい
そう思うライダーは、慣らし運転をしっかりすることをおすすめします

慣らし運転のやり方はバイク走行の基本

基本的には特別なやり方は必要なく
法定速度を守り、無理な急発進急停止をしない
走る、止まる、曲がるを基本に忠実に走行していく事です

ですがもっとわかりやすく、
具体的なやり方はないの?という意見から出てきた基本的な指標がこの3つです

慣らし運転の基本項目
  1. 距離
  2. 回転数
  3. 操作方法

1.慣らし運転に必要な距離は1000km

基本的には慣らし運転は500km、1000kmと設定されているメーカーが多いです
理由としては、走行することで部品同士のバリをなくし
馴染みきるまでに500kmから1000km走行する必要があるからです

500~1000kmって結構幅があるのはなんで?

500~1000kmと慣らし運転の距離に、幅があるのは
排気量、バイクの大きさによって
慣らし運転の距離が変わってくるからです

その理由は、部品の大きさです
排気量の小さいバイクは、部品も小さいので馴染むのが早く
排気量が大きバイクは、部品も大きくなるので馴染むのが遅くなります

そのため、メーカーが出す慣らし運転の距離には
そのバイクに見合った距離を表記しています
自分のバイクに合わせた慣らし運転の距離を走行しましょう

2.回転数には注意が必要

慣らし運転のことで多く知られているのは、距離が多く知られています
しかし、距離だけではなく、バイク走行時の回転数も重要になってきます

回転数は、どれくらいに抑えればいいの?

慣らし運転の基本的な回転数は、メーカーカタログなどにも記載されており
最高出力の半分の回転数を目安として設定しています

例えば、最高出力回転数1200回転の場合
6000回転以内で慣らし運転をするということです

つまり、エンジンや車体に高い負荷を与えないために
そのバイクの持つ半分のパフォーマンスで、慣らし運転をするということです

自分のバイクを手にし、アクセルをガバッとあけたい気持ちは、すごくわかりますが
慣らし運転が終わるまで我慢をし、今後の楽しみにしておきましょう

3.急のつく3つの操作はやめよう

距離や回転数の他に、急がつく操作はバイクに大きな負荷を与えますし、
危険ですので、緊急性がない限り行わないようにしましょう

急のつく3つの操作

急3の操作
  • 急発進
  • 急停止
  • 急旋回

冒頭で説明したが、慣らし運転はエンジンだけのことではないです
サスやブレーキミッションなどバイクに、使われている部品のことをいいます

急発進、急停止、急旋回はエンジンだけではなく
様々な部品に高い負荷を与えます
特にタイヤやブレーキ系は止まる、曲がる、走ると直結する部分であり、
乗り手の操作によっては、事故につながる可能性もあります

急な操作をしないように、余裕を持って走行できるようにしよう

初期不良の確認もふくめ
慣らし運転中に急停止、急発進、急旋回のような操作は本当に危険です

緊急性のある場合は仕方ありませんが、故意に行うことは控えましょう

慣らし運転の注意する3つのポイント

バイクに寄りかかる男性

慣らし運転のやり方を上で解説しましたが
この慣らし運転を行う際の注意すべきポイントが3つあります

上で解説したやり方でも成立はしますが
次の3つのポイントをおさえるだけで
よりしっかりと慣らし運転を行うことができます

ギアは1~6速までまんべんなく使おう

日頃バイクを何気なく乗り、慣らし運転をしていると
使用するギア(1~6速)に偏りが発生します

どういう事かというと

偏りが出る例
  • 街乗りを主としている場合:1~3速までしか使わない
  • 高速道路を多く使う場合:4~6速を多く使う


このように、走る場所や走行スタイルなどによって、使うギアに偏りが出てしまいます

確かに街乗りが主だと低速ギアしか使ってないかも…

このようなギアの偏よりがでると
よく使うギアは、バリがとれて馴染んでいるが
使わないギアは、バリが残ったままという現象が起きてしまいます

ギアの使用頻度に「偏り」があると…
街乗りが主の場合
  • 低速ギア(1~3速)=バリがとれ馴染んでいる
  • 高速ギア(4~6速)=バリが残り馴染んでいない

バリが残った状態で、全開で走行するとエンジンに高い負荷がかかり
当たりや隙間が大きくなってしまい
結果的に燃費が悪くなったり不具合のきっかけになる可能性があります

そのため、下道と高速道路どちらも使って走行するなど
日々の経路に工夫を加え、ギアに偏りがでないよう慣らし運転を行いましょう

回転数は段階的に上げていこう

慣らし運転をしているライダーの多くは、
指定された回転数以下で、漠然と走行しているのがほとんどなはずです

ですが、
慣らし運転を行う際には、ギリギリの回転数で走行するのではなく
段階的に、徐々に回転数を上げ、慣らし運転をすることをおすすめします

具体的には
5000回転以下で慣らし運転を行う際は

段階的慣らし運転の具体例
距離と回転数の目安
  • 100kmまでは3000回転数
  • 500kmまでは4000回転数
  • 500から1000kmまでが5000回転以下


距離で区切り、徐々に回転数を上げ慣らしていきましょう

理由としては、いきなり5000回転キープするよりかは
徐々に段階的に負荷をかけていくことで、部品同士がより馴染みやすいからです

対象はNinja ZX-25Rですが
カワサキでも、この段階的な慣らし運転推奨しています
>>Kawasaki モータースジャパン公式

といっても!
この回転数を超えちゃダメというわけではありません
そもそも完璧に行うのは不可能に近いと思います

ですが段階的に慣らすことを知り、意識することで、慣らし運転の質は上がるはずです
あまり神経質になる必要はありませんが、意識して走行するようにしましょう

神経質になりすぎないように

慣らし運転について回転、距離、操作について解説してきましたが
これはあくまでも目安です!神経質になりすぎないようにしましょう
全てを行い、苦痛になっては、せっかくのバイクラフが楽しめません

無理に守ろうとしても
初心者が初めて乗るバイクで、慣れない公道を走る時には

公道を走る時の意識すること
  • 慣れない道路の状況把握
  • 慣れないバイクの操作
  • 慣らし運転???


慣れないことが重なっている状態で
慣らし運転のことにも、気をつけるのは意外と難しいものです

私も慣らし運転のことを徹底的に調べて
いざ慣らし運転を行ったときは
決めた上限をオーバーすることはしょっちゅうでした

理由は慣れない公道で

  • ギアの操作が間に合わなかったず急ブレーキ
  • 煽られて低速のまま加速
  • 道を間違えて急旋回
  • ギアがニュートラルに入り空ぶかし

など上げればきりがありません
ですので絶対に守るではなく
目安として意識する程度に運転することをおすすめします

なによりも楽しみにしていたバイクが
慣らし運転のせいで、苦痛になっては意味がありません

交通量が少なく余裕のある時など
自分が、安全に走行できると判断した時に、行うようにしましょう

慣らし運転は乗り手の慣らしでもある

初心者マークの横でOKマークをしているスーツを着た男性

慣らし運転はバイクの部品を馴染ませる、という説明をしてきましたが、
慣らし運転を、もっと大きな意味で捉えると
初めてバイクに跨るライダーの慣らしでもあります

慣らし運転では
乗り手が慣れないといけない事はたくさんあります

乗り手が慣れないといけない事
  • アクセル操作
  • ブレーキ操作
  • ライディング姿勢
  • 公道の雰囲気
  • バイクに乗る感覚

500~1000㎞の慣らし運転をすることで
バイクの操作、感覚にも慣れ、バイクで公道を走ることに慣れるはずです

慣らし運転をしっかり行い
慣らし運転はバイクだけのためではなく、バイクに乗る自分も慣らしていきましょう

慣らし運転が終わったらオイル交換、増し締めしよう

多くの工具が壁にかかっている

慣らし運転は、決められた距離や期間が完了したら、終了ではありません
慣らし運転後のメンテナンスを行い、やっと終了になります

慣らし運転は部品のバリを取り、馴染ませると説明してきました
馴染んだから終了にならない理由は
最後に、オイル漏れなど外観の確認、ボルトの緩み確認
そしてエンジン内部の異物を排除し、完了となるからです

その為に必要となるメンテナンスは3つあります

メンテナンス内容
  • オイル交換
  • 増し締め
  • 洗車


とれたバリや削れた異物がオイル内に大量に含まれているからです
異物を大量に含んだオイルの状態で、高回転、高負荷をかけては
今まで、少しずつ慣らしてきた部品に、いらぬ負荷をかけることになります

オイル交換は必至!

慣らし運転後のオイルは、オイル内にバリや異物が交じり、黒ずんでしまいます
そのため、慣らし運転が終わった時点で、新しいオイルに交換する必要があります

補足

オイル交換とは、エンジン内にあるオイルを抜き取り
新しいオイルに入れ直すことを言います

オイル交換をすることで得られる効果は、主に5つあります

オイル交換の役割
  • 部品を円滑に動かす
  • 気密性を保つ
  • 熱を吸収する
  • エンジンを綺麗に保つ
  • 錆・腐敗から守る役割

オイル交換にはこれだけの効果があり
逆にオイル交換を怠ると
この5つの効果が薄れてしまいます
最悪の場合、汚れたオイルが
悪影響を与え、不具合になることもあります

鉄粉が混じったオイルをそのまま使用すると
バイクにとっては、デメリットしかありません

必ず慣らし運転を行った際は、オイル交換を行いましょう
ショップに依頼してもらってもいいですし
オイル交換は比較的簡単なメンテナンスなので、自分でもオイル交換はできます

そのため、慣らし運転終了後には、必ずオイル交換を行うようにしましょう

増し締めは自分でもできる!

新車のバイクは乗っていると、振動などで
知らぬ間にボルトやナットが緩むことがあります

点検で見てもらったから大丈夫と思っても
いつ、どんなことで、緩むかわかりません
自分で増し締めできるところは、自分で確認できるようにしておきましょう

工具で確認することを進めますが
工具がない場合は、触手での確認でもいいので、ボルトの緩みを確認しましょう

ボルトが緩んだまま走行すると、走行中に部品が外れたりする可能性があります
よくある事例が、

トラブル事例
  • ナンバープレートが飛んでしまった
  • マフラーが外れた
  • ミラーが外れる

などが実際に外れたり、落ちたりすることがあります
なので自分で確認できるところは、緩みの確認をしましょう
具体的に緩みを確認すべき部分は

確認すべき部分
  • ナンバープレート
  • マフラー
  • ミラー
  • スマホホルダー
  • カメラ(GoProなど)

自分で組み付けた物はもちろん
外装部品は比較的簡単に確認できるはずです
足回りや、ブレーキ系も行った方がいいですが
初心者が行うのは難易度が高いので
不安があれば定期点検などディーラーなどで見てもらいましょう

慣らし運転をしたら洗車しよう

慣らし運転の期間距離が完了した後
オイル漏れや部品の外れなど、不具合がないかを確認する必要があります

ですがバイクが汚れている状態だと
オイル漏れがあるか、不具合があるのか
見分けにくいため、不具合を見逃す可能性があります

不具合を見逃さないためにも
バイクを洗車し、綺麗に保つことで
不具合が出た時、すぐに気づけるようになります

不具合を見つけるためにも、慣らし運転を終えたらバイクを綺麗に洗車しましょう

また、慣らし運転とは関係なく
日頃から汚れたなーと感じたら洗車する癖をつけましょう

初期メンテナンス後のオイル交換、増し締めの頻度は?

エンジン内部のギア部品

メンテナンスの話をしましたが、
最初のメンテナンスの後は
どれくらいの頻度でメンテナンスした方がいいのでしょうか?

メンテナンスの目安
  • オイル交換 距離:5000km毎・期間:6カ月
  • 増し締め 距離:5000km毎・期間:6カ月

オイル交換も、増し締めも基本的に5000km毎、期間でいうと半年に一回
行っておきましょう

例外としてロングツーリングを頻繁に行う
サーキット走行を頻繁に行う場合は
4000km毎3ヶ月を目安に行いましょう

期間以外にもこんな時はオイル交換、増し締めを検討するきっかけとなります

メンテナンスを行うタイミング
  • 長く乗ってない
  • 大きなツーリングがある
  • サーキットで走る予定がある
  • 新しいパーツをカスタムする

このようにイベントや何かのきっかけのタイミングでメンテナンスを行うようにしましょう

オイル交換はお金がかかるので
タイミングを見計らう必要はあると思いますが
増し締めや洗車は時間さえ作れば、することができます

日々のメンテナンスをしっかり行い自分のバイクを管理していきましょう

まとめ

バイクの慣らし運転について解説してきました

バイクの慣らし運転は、ただ規定の回転数距離を走るのではなく
段階的な慣らしを行う必要があります

またバイクだけではなく
乗りての慣らし運転でもあることも忘れないようにしましょう

やっと手に入れた自分のバイク
慣らし運転とメンテナンスを欠かさず、
大切に乗り、楽しいバイクライフを送りましょう

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